構造
イムラの工法は、伝統の木造軸組工法
住宅の工法には、木造軸組工法(在来工法とも呼ばれます)、ツーバイフォー工法、鉄骨造、鉄筋コンクリート造(注1)などがあります。
井村木材の家は、日本で最も主流な木造軸組工法です。
木造軸組工法は、垂直材(縦方向の材)である柱と、水平材(横方向の材)である梁・桁などで構成された木の骨組をつくり、それらを家の軸とする工法です。
木造軸組工法の利点としては、プランの自由度の高さや、増改築の対応のしやすさなどが挙げられます。イムラではこれらの伝統工法の優れた部分も尊重しながら、先進の技術も取り入れ、外壁の構造面の材料としてMDF合板(中密度繊維板)(注2)を使用することで建物全体を強固な箱に仕上げます。
良質な吉野杉・吉野檜で組み上げられた構造躯体(骨組み)は、その強さは言うまでもなく、見た目も非常に美しく、また自然木ならではの優しく爽やかな香りがします。
イムラでは現場案内や構造見学会を積極的に開催しております。
「百聞は一見にしかず」是非イムラの構造躯体を現地でご確認下さい。
| 注1 | ツーバーフォー工法:木材で組まれた枠組に、構造用合板などを打ち付けた床と壁によって、建築物を建築する工法。 鉄骨造:建築物を鋼材で組み立てる構造。 鉄筋コンクリート造:建築物を鉄筋コンクリートで組み立てる構造。 |
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| 注2 | MDF合板:木材チップを蒸煮・解繊したものに接着剤となる合成樹脂を加え、板状に熱圧成形したもの。 |

主要構造材(上下階を通して用いる通し柱・柱の下部を連結する水平材である土台)には吉野檜の一等材の4寸角(12㎝角)、管柱(くだばしら)には吉野杉の一等材(注3)の4寸角を使用します。
また、各柱は木の中心を含む材(芯持材)を使用しているので、より強い構造となります。
| 注3 | 一等材とは、材木のランクを示します。目に見えるところに使用する化粧柱などは、特選(一等材よりランクが上)の材木を使用しますが、構造で使用する場合は耐力が十分な一等材を使用します。 |
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部材同士をつなぐ方法として、同じ方向につなぐことを継ぎ手、直交してつなぐことを仕口(しくち)と言います。


部材と部材の結合、基礎と部材の結合に構造用接合金物を使用します。
ホールダウン金物、羽子板ボルト、筋交いプレートなどの金物により各部材を堅結します。

通し柱:吉野檜(4寸角)
管柱(くだばしら):吉野杉(4寸角)
土台:吉野檜(4寸角・柿渋塗布)
梁(はり)・桁(けた):吉野杉
胴差(どうさし):吉野杉
母屋(もや):吉野杉
基礎
イムラの基礎は、高耐震の鉄筋コンクリート造ベタ基礎です。

基礎は家の荷重を支え、安定させるための土台となる重要な部分です。
イムラでは鉄筋コンクリート造のベタ基礎を採用しています。ベタ基礎は、建物の外周部の立ち上がり部分と、それに囲まれた建物の下部全体を鉄筋コンクリート造りの板状にしたものとを一体化し、強固に接続させるものです。地盤に接する面が大きいため、軟弱地盤において不同沈下(建物が不揃いに沈下を起こすこと)を防止する効果があるとされています。
基礎の立ち上がり幅は150㎜、外周部は160㎜、ベース部の厚さは150㎜、地盤面からの高さは地盤面+400㎜です。鉄筋はJIS規格で定められたものを縦横200㎜間隔で施工しています。

建物の基礎や構造がいくら丈夫でも、地盤が弱くては家が傾いてしまう不同沈下を起こしかねません。イムラでは、着工前の全ての建物で入念な地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験)を実施し、地盤データを収集。改良工事の有無を的確に判断します。

地盤調査により、軟弱地盤と判定された場合には、地盤の状況に適した地盤改良工事を行います。戸建住宅の地盤改良方法には「柱状改良(ちゅうじょうかいりょう)」、「鋼管杭(こうかんぐい)」、「表層改良(ひょうそうかいりょう)」の3種類があります。(注4)
| 注4 | 柱状改良工法:建物荷重の掛かる柱の直下にコンクリート杭を形成し、建物の不同沈下を防ぐ工法。 鋼管杭工法:地盤に鋼管を挿入し、建物の不同沈下を防ぐ工法。 表層改良工法:軟弱な地盤の土とセメント系固化材を混ぜ合わせ、固化させ、地盤の耐力を増し、不同沈下を防ぐ工法。 |
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耐久性
シーズンブレス工法
井村木材の家は、シーズンブレス工法です。
シーズンブレス工法とは、湿気を躯体にこもらせない二重通気工法です。
二重通気工法は湿気が壁内部にこもらず、構造躯体の乾燥状態が適切に確保され、結露が発生しにくい工法です。その結果として耐久性の高い住宅となります。
耐震
井村木材の家は、震度7相当の揺れにも耐えうる高耐震構造です。

イムラの構造躯体は、全棟耐震性能チェック(住宅性能表示制度(注5)に定められた壁量計算)により、適切な耐震強度を持つように設計されています。また、プランニングの段階から、最適な骨組みを目指したグリッドプランニング(柱、梁を規則正しく配置することを基本として平面計画を行うこと)にてプランの提案と構造の検討を行っています。グリッドプランニングを行うことで、構造バランスの良い家をつくることを目指しています。
| 注5 | 住宅性能表示制度:住宅の性能(構造耐力、遮音性、省エネルギー性等)に関する表示の適正化を図るための共通ルール。 住宅取得者が良質な住まいを安心して手に入れることが出来るための法律として平成12年4月1日に施行された品確法(正式名称「住宅の品質確保に促進等に関する法律」)の骨子の1つ。 |
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MDF合板とは木材チップを蒸煮・解繊したものに接着剤となる合成樹脂を加え、板状に熱圧成形したものです。外壁面全てに、厚さ9㎜のMDF合板を打ち付け、強固な壁構造をつくります。
※F☆☆☆☆(フォースター)を採用しています。

柱と柱の間に入れる斜めの木材で、骨組みの変形を防ぐ役割をします。筋交いの入った壁は、地震の揺れや台風の横風に耐える力となる耐力壁となります。壁量計算により、耐力壁を適材適所に配します。建築基準法では一定の割合で筋交いを使用することが義務づけられています。 片方に入れる筋交いをシングル筋交い、たすき掛けに入れる筋交いをダブル筋交いと言います。
耐震実験で検証された井村木材の家の構造
私たちイムラは地域を代表するビルダーとして、より多くのお客様に安心で安全な住まいを提供するために、独自にさまざまな実験活動を実施しています。
右の写真は、実際に施工させていただいたK様邸で実施した実験風景です。
「DYNAS/SYSTEM(㈱日本アーキテクチャー)」の動的耐震診断により建物の耐震性能(強さ)を測定・検証。K様邸では、実験の結果、震度7レベルの地震に対しても「安全性高」の結果となり、イムラの建物の耐震性の高さが実証されました。
※動的耐震診断=建物に実際に地震波を与えて、建物の挙動を計測し、解析することによりどの震度まで安全かを表示するシステムです。

超制震住宅
超制震住宅とは、従来の金物による強度型補強ではなく、制震という超高層ビルの技術を戸建向けに改良することで、工期・工費を格段に抑える工法です。地震エネルギーを吸収し、建物の変形を約1/2にすることを実現しています。制震テープ(厚さ1㎜の両面粘着テープ)の採用により、建物全体が粘弾性ダンパーとなり、力が分散して無理なく流れ、地震時の建物変形を低減させます。
| ※ | 超制震住宅は、文部科学省防災科学研究所、清水建設㈱、東京大学によって共同開発されたものです。 |
(製造販売元:アイディールブレーン㈱)
GVA工法
GVA工法は、「連続する大地震」に強い高性能制震工法として開発されたものです。世界中で約40年の実績を持つ、住友スリーエム製VEM制震ダンパーを採用しています。(東京都庁にも使われています)
制震ダンパーで振動エネルギーを吸収することで、建物を揺れにくくする効果と、ビルの寿命と一生を共にするほどの耐久性を持ち合わせています。
「本震」+「余震」に強い、理想的な制震システムです。
(販売元:アイ・エム・エー)
断熱
高性能断熱材を採用しています。

戸建住宅に使用される断熱材には様々なタイプがありますが、イムラではビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS:Expanded Poly-Styrene)というドイツで生まれた代表的な発砲プラスチック系の断熱材を採用しています。
イムラが使用するEPSは、EPSの中で最も優れた断熱性を有する特号相当のものです。主たる特徴として
| 1. | 一般的に用いられることの多い繊維系断熱材のグラスウールの約1.5倍の断熱性や優れた防湿性がある。 |
| 2. | ノンフロン・ノンホルムアルデヒドで、リサイクルも可能。地球にも環境にも優しいエコ素材(グリーン購入法 適合資材)。 |
| 3. | 経年変化(変形・収縮)が小さく、新築時の断熱性や省エネルギー効果が永く持続できる。 |
| 4. | 自己消火性(火元がなくなれば自己で消火する性質)があり、万一の燃焼時にも有毒ガスを発生しない。 等、素材の確かさ・性能において理想的な断熱材です。 |

住宅で最も熱が逃げやすいのは窓などの開口部です。
どれだけ優れた工法で建てたとしてもサッシの基本性能が低ければ台無しになります。
イムラでは、標準仕様で「室外側がアルミで室内側が樹脂の断熱サッシ」を採用しています。樹脂は熱を伝えにくいことが特徴で、冬場の外の冷たい空気が内部に流れ込むのを防ぎます。
また、アルミは耐候性(屋外の自然環境変化に耐える性質)、耐久性に優れています。
異なる2つの素材の特徴を活かし一体化させた複合構造により、高い断熱性を発揮します。
冬場にガラスとアルミサッシの断熱不足で起きる結露の発生を大幅に抑える効果もあります。
また、水密性(風を伴う雨に対する防水性)や遮音性にも優れ、住まい全体の快適性を向上させます。

高性能なサッシ(サッシ枠)には高性能ガラスを。イムラでは標準仕様で全面Low-eガラス付のサッシとなります。
Low-eとはLow Emissivityの略で低放射を意味し、室内側のガラスに高断熱Low-e膜(特殊金属膜)をコーティングすることにより、断熱性が高くなります。暖かい太陽光を取込みながら、室内の暖房熱を逃げにくくします。
オール電化
オール電化住宅とは、調理、給湯、冷暖房など生活に必要なエネルギーを全て電気でまかなう住宅です。 「井村木材の家」は、健康住宅。だから、空気が汚れない「オール電化」と相性がピッタリです。(「井村木材の家」では、約8割の方がオール電化にされています。)- 安心・安全
- クリ―ン
- 経済的
火を使わないので、火傷や不完全燃焼、火災の危険性が少なく、お子様やお年寄りでも安心です。万が一の災害時、復旧が最も早いのは電気です。
二酸化炭素等の燃焼ガスがないので、室内の空気はいつもクリーンです。IHクッキングヒーターは、さっと拭くだけでお手入れが簡単です。
電化住宅の割引料金適用で、光熱費がお得です。エコキュートなら深夜電力を使うのでさらにお得。
1.キッチン
火を使わないので、油や水蒸気を含んだ空気の巻上げが少なく、コンパクトな換気扇でも大丈夫。IHクッキングヒーターなら温度調整が容易にできるので揚げ物もバッチリ。煮込料理も中華料理も炒め物も上手く調理ができます。
2.浴室暖房乾燥機
浴室暖房乾燥機なら、お風呂の暖房と浴室の乾燥ができます。檜を張った浴室も可能です。
3.エコキュート
夜間電力でお湯を沸かすので経済的。それに自然冷媒(人工ではなく、自然界に元々ある物質)を採用しているので、オゾン層を破壊せず環境にもやさしくて省エネルギー。
4.蓄熱暖房機
深夜電力を利用して内部の耐火レンガに蓄熱するので経済的。空気を汚さず、輻射熱(太陽光と同じ種類の熱)のやさしい暖かさで、木の家にもピッタリ。
『ハイツから「井村木材の家」に変わって部屋が大きくなったのに、電気代が安くって大助かり。』など満足の声もたくさんいただいています。
「井村木材の家」はシーズンブレス工法とオール電化住宅との組み合わせでとっても省エネ!
※お客様のご要望に合わせて、ガスを使用した住宅も施工しています。









