大工の仕事
木造軸組工法において、部材の選定から加工、組み立てまで全てが大工の仕事となります。
“適切な材を適切に加工し、適切な部分に使用する。”
一見、簡単に聞こえますが、腕の良い大工にしか出来ない匠の技なのです。また、大工は古来より、職人を統率することも仕事でした。大いなる工人のまとめ役こそ大工なのです。
イムラの大工
イムラが専属契約を結ぶ大工は総勢24名(棟梁は13名)おり、この大工たちはほとんどが墨付け、手刻み、木組みなどの匠の技を身につけています。一般的に無垢材は反りや曲がりが起こります。
そういった木のクセを見極めて材料を使うことが出来るのは、匠の技を身につける過程で、木と向き合い続けた大工だけです。
イムラ本社のある奈良は古の都から連綿と続く「大和建て」と言われる邸宅の伝統もあり、何代にも渡り匠の技を受け継ぐ大工職人が珍しくない土地柄です。イムラの大工にも父から子へと匠の技を伝承してきた親子大工が7組在籍しています。
そのため、全国の大工の平均年齢が69歳と高齢化していく中で、イムラの大工の平均年齢は44歳と若く、匠の技を次世代へと受け継いでいます。

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墨付け・・ | 墨付けとは墨つぼや墨さし、差し金などを使い、木材に手刻みの目安をつけることを言います。墨付けは主に棟梁が行い、この墨付けの際に木材のクセを見極め、使い方を決めます。 |
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手刻み・・ | 手刻みとはノミやカナヅチなどで木を削り、木と木の接合部である仕口などを作ることを言います。現在はプレカットが主流になっていますが、手刻みでしかできない複雑な加工も多くあり、大工の腕の見せ所です。 |
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木組み・・ | 木組みとはその名の通り木と木を組み合わせることを言います。昔の建物は複雑な木組みの技術だけで建っていました。現在では複雑な木組みは少なくなりましたが、接合部分は木組みで行われており、それを金物で補強して家を建てています。 |
| 大和建て・・ | 大和建てとは奈良県に伝わる入母屋・出桁つきの邸宅のことを言います。伝統工法なので代々受け継いできた技術と熟練の技が必要な工法です。 |
大工の加工場:高田クラフト
もともと材木商として創業した株式会社イムラには、奈良県大和高田市に以前製材所として使用していた800坪の広大な敷地に、大きな大工の加工場を持っています。この加工場ではイムラの専属大工たちが、墨付けや手刻みなどを行い、日々腕を競い合っています。また、若い大工たちにとっては熟練の棟梁たちに囲まれて仕事をすることで、匠の技を体得する場ともなっています。この加工場では、匠の技をすぐ近くでご見学いただけます。


- イムラは、国土交通省補助プロジェクトである『大工育成塾』の 受け入れ工務店として認定されています。
大工育成塾は、次世代を担う大工技能者育成を目的として平成15年度にスタートしたもので、日本の職人文化・もの作り文化の再興を担う人材を育成するための国家プロジェクトとして国土交通省が支援し、(財)住宅産業研修財団により運営されています。 大工育成塾の講義の一部に、受け入れ工務店の指導棟梁による個別の「現場修業」があり、大工に必要な知識と技能・技術の両面の研修を行います。イムラは、その受け入れ工務店としての取り組みを行っています。
- イムラは毎年、大阪工業技術専門学校の大工技能学科の卒業生を大工見習いとして受け入れています。
2010年、イムラが受け入れを行った大工見習い学生の中の1名が、大阪府職業能力 開発促進大会の技能検定成績優秀者に選ばれました。





